
借金しても、明るく楽しく誠実に生きる方法、ここにあります。
なんて言うと、ちょっと語弊あるかしら。
大江戸版金融道と人情たっぷりの時代小説です。
その日暮らしもままならない町民、客離れに悩む商人、
世間体を気にし、面子を保とうとして赤貧にあえぐ武士。
生きるために借金をせずにいられなかった彼らだが、案の定返済は滞ってしまう。
しかも借りた先はよりによってごうつくばあさん。
ごうつくばあさんの容赦ない取立てに逃げる彼らに一筋の光が!
ごうつくばあさんの縁者だという男・浅吉がやって来た。
この浅吉。にっちもさっちも行かなくなった彼らの生計を立てなおし、借金を回収して回るのだ。
借り手も貸し手にもためになる粋な借金ライフデュースに感心しきり。
大江戸の町と人々のリアルな台所事情が見えてきちゃうのです。
町と人が本当に生きてるかんじがいいのですよ。
時代小説が苦手な方にオススメの作家さんなので、安心して読めますよー。
